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絨毯スピーカーの改造と立体音響

今回は前記事で書いたように絨毯スピーカーのテコ入れ改造を行った。

改造箇所は下記の5点。

1)100均「ドーナツ抜き」を流用し筒内にバッフル追加
2)100均「揚げ物ざる」を流用しスピーカーグリル追加
3)カーペット筒の固定強化
4)Foobar2000のイコライザーに絨毯スピーカー向けプリセット作成
5)Foobar2000にエンハンサーをADD ON


ネット情報を参考に同じではつまらないので若干オリジナル要素を加味して作製しています。

■1)バッフル追加
筒を巻き直しから始めるので、その際、アルミ蒸着シートを追加して巻き直し。バッフルには音圧が必要なのでこれで筒内の音圧を漏らさないようにしたが、効果の程は比較していないので不明(笑)。

筒内アルミシート

ネット情報を参考に100均ドーナツ抜きにはアルミテープを貼り、更にその上から隙間テープを貼った。確かに、先達の書かれるようにアルミテープを貼ると指先で弾いても「カーン」という共鳴音はしなくなった。この薄いテープだけでこんなに変わるのは驚きです。このアルミテープは自動車のスピーカーの簡易的デッドニングに有効かもしれません。

ドーナツ抜きバッフル

この2つの改善でボーカルの野太さが出て低音域は改善されたが、重低音域はまったく出ないのでチャンデバを噛ませてサブウーファーを付加した方がいいのか?


■2)スピーカーグリル追加
これも100均の揚げ物用のザルの流用です(笑)。ザル上部には隙間が多いのでここにエクササイズ用のグリップ(100円均)をテグスて固定。ザルはステンレス色のままだとザルそのものにしか見えないので黒色に塗装。

揚げざる グリップ

絨毯スピーカーはユニットを天井に向けて設置されることから、高音域は直進性がある為に天井側に一直線の突き進んでしまい中音域にように音の進行方向がドーム状に広がらず、高音域が相対的に弱くなってしまい「聞き取り難い」くなる。この対策として透明プラ板で反射板設置という方法もあるのですが、オイラはザル上部にエクササイズ用のグリップを置き、ここに高周波数帯が当って反射し、高音域がドーム状に広がることを意図した。これがこのグリップの効能です(笑)。

確かに高音域の聞こえ方が変わり、よく聞こえるので狙った効果は出ていると思う。

絨毯スピーカー改2


■3)カーペット筒の固定強化
実は、今までカーペットは丸めただけで完全には固定していなかった(汗)。というのも8cmから10cmにスピーカーユニットを交換するかもしれないという考えもあった為、作業を中断したままだった。ゴミ箱の底を空けて容器を作り突き刺しただけなので絨毯の筒が左右に揺れ、斜めになったままの日もあった(大笑)。

これを解消する為に絨毯筒内にちょうど入る円錐形の容器を100均で購入。底を抜き、ゴミ箱BOXの下に立てて接着。ここにカーペットの空洞を差し込む。これでカーペット筒は斜めになることは無くなった。また筒も今回はしっかりとカーペット留め針(鋲)で固定。これで低音が引き締まったが、ダクト効果なのかどちらかは分からない。


■4)Foobar2000のイコライザー設定
これは充分な効果が出ます。

ピュア・オーディオではEQ(イコライザー)を嫌うようですが、これは高価なパワーアンプ、やプリアンプ、スピーカー自体が個性(固有の特性)を持つものであり、固定化したEQのような効果のあるものだと考えられ、それら機器の組み合わせで特徴を出しているに過ぎないと思う。ただこれでは特定の傾向を持つシステムになりがちで、クラシックはいいが、ポップスはイマイチ、、、、オールドジャズはいいが最新ジャズはイマイチ、、、となりがち、これを対応させようともがき泥沼に次第に嵌っていくのかもしれない。システムが音源に左右され、汎用性という点で劣るのではないかと思う。

その点、味付けのないフラット特性のシステムならば、音源に合わせてEQ...等で最適化すれば、クラシック、JAZZからヘビーメタル、ポップスまで幅広く対応できるだろうと思う。実際、絨毯スピーカーは幅広いジャンルに適応する。

Foobar2000.jpg
(スキンで変えたアナログメーターが渋いだす~)


■5)Foobar2000にエンハンサー導入
倍音を付加して音に艶出し出来て、スピーカーの篭った音を改善できるというエンハンサー購入をPAスピーカー用に購入しようかと、ベリンガーSX3040(10,800円)かSU9920(10,800円)を検討していましたが、WINAMP用作られた無料のエンハンサーをFoobar2000にアドオンできるという話を聞き、早速やってみた。

behringer_sx3040.jpg

確かに音は激変するが、ベリンガーB2031Pスタジオモニターで聞くと、元々、低音が強くでるタイプなので音が悪くなって不向き。逆に「CP15E」PA用スピーカーは音の曇りがなくなり、低音が出て、ボーカルが前に出て来た。特にBOSE101MMは「激変」という感じで変わった。非常にメリハリが増してマッチする。長い付き合いのBOSE101MMですが、こんなに良く鳴ったのは初めて耳にしました。中華デジアンに繋いだ時にも元気に鳴ってびっくりしましたが、その時と同じぐらいびっくりです。どうもエンハンサーは音を大きくして聞くようなPA系スピーカーと相性がいい感じですね。ソフトですらこのぐらい行くので、ハードならもっとよくなるかもしれない。

当然、音を大きくしないとスカスカで聞いていられない絨毯スピーカーにも非常にマッチする。Foobar2000+エンハンサーの組合せならば、BugHead Emperorといい勝負になってきた。
※音質ではBugHead>>Foobar2000ですが、操作性、見栄えまで含めるといい勝負になる。

現在、「大魔神48音響システム」の中でメインスピーカーの座を掛けた総選挙の真最中ですが、エンハンサーを使った老兵BOSE101MMが急浮上してダークホースとなった。

BOSE101MM.jpg

以上で絨毯スピーカーのテコ入れ策のうち安価に出来るもの(100均グッズ、フリーソフト)は全て完了。後はケーブルを0.2sqライカル線へ交換、スピーカーユニットのグレードアップが残るだけですが、ライカル線は安いので実行しやすいですが、新ユニットまで手を出すかは微妙です(笑)。

元々、かんすぴ( Fostex P800K)は安価ですが基本性能がそこそこ高く、「お値段以上」なので、なかなか次の候補選定に苦慮します。

■ Fostex P800K (8Ω)
再生周波数帯域:f0~18kHz
出力音圧レベル:84.5dB
入力 :24W
重量:241g
(価格:1,250円/個)

やはり、ニアフィールド用ユニットだけあって、オイラのシステムの総合力向上に伴いユニットの限界に近づいたかもしれない。で、オイラが次の購入の候補として挙げているのは下記の8cmスピーカーユニット。

■TangBand W3-582SC (8Ω)
再生周波数帯域:100Hz~18kHz
出力音圧レベル:86dB
入力:12W
重量:610g
(価格:2,716円/個)

■TangBand W3-871SC (8Ω)
再生周波数帯域:110Hz~20kHz
出力音圧レベル:87dB
入力:12W
重量:680g
(価格:1,782円/個)

■Daito Voice AR-7 (8Ω)
再生周波数帯域:fo~20kHz
出力音圧レベル:85dB
入力:10W
重量:300g
(価格:1,303円/個)

■FOSTEX FE83En (8Ω)
再生周波数帯域: f0~30kHz
出力音圧レベル: 88dB
入力: 7W
総重量:350kg
(価格:3,874円/個)

どれも甲乙付け難い魅力がある。

改造した絨毯スピーカを聞いてみると、一部のクラッシク以外はほぼこなせる状態で充分満足している。だからもう8cmは卒業して、今度は12~16cmユニットを購入して新しいスピーカーを自作する方向がいいのでは?という考えに現在は傾いてきている。

・BugHead Emperor(使い勝手ならFoobar2000+エンハンサー)
・USB DAC
・アナログミキサー(3バンドEQ)
・中華デジアン(Lepai 2020A+)
・絨毯スピーカー改

※聴覚上、ハイ上がりに聞こえやすく、低音が不足する絨毯スピーカーにはイコライザーは必須です。

この組合せ最強です(ふふふふ)。
※全部で1.5万円ぐらいかwww

絨毯スピーカー3
(小さな口径のフルレンジのアンプは、重量級のA500よりもLepy2020Aの方が合う)

これ以上コストを掛けても僅差しか音質向上しないだろうと思う。もう行くところまで行ってしまったという感じ。まぁ、その僅差の音質向上に多大な金額と工数を掛けるのがマニアがマニアたる由縁でもあるわけですが、、、オイラはマニアではない。

怪しげなプロケーシステムなどに浮気せず、そのまま絨毯スピーカー改善に勤しんでいた方がよかったのかもしれません。っていうか、購入金額でエンサウンドの大将が云うように8cmは入り口であり、大きな20cmユニット(FE206En)で新しい絨毯スピーカー作った方が良かったかも、、、(滝涙)。
※タイムドメイン社のYoshii9は8cmフルレンジが頂点。しかし絨毯スピーカーは20cm、30cmも可能とバリエーションに奥行きがある。

FE206En.jpg
(11,140円/個)

絨毯スピーカー+中華デジアン+Bug Head Emperorはあらゆるシステムの中で「コストパフォーマンス」という点では圧倒的に大差で勝つと思います。つまり、一般人の音楽視聴レベルでは「この辺でもう十分満足」という処まであっけなく簡単に安価に到達してしまう。

しかも、セッティングがどうとか、ケーブルがどうとか難しいことを考えなくてもいきなり高音質。ステレオ感が得られるスィートスポットも無きが如くで視聴位置を固定してガッツり聞く必要がない。「ながら視聴」には最高のシステムです。また輪郭がはっきりした透明感のある音質故に音源はMP3で充分であり、ハイレゾ音源の必要性を感じない。

まさにオーディオ業界にとっては鬼門(爆)。

ということで、この絨毯スピーカー改にヤキンポアズという名を付けました(笑)。

購入したプロ業務用アンプ(A500)やPAスピーカー(CP15E)は粗大ゴミになってしまうのか?(滝汗)。

プロケーシステムは絨毯スピーカーの音像を結ばない音(正確にいうスピーカーの向こう側の壁面全てに広がる平面的な巨大な音像)とはまた違った感覚で聞けます。.高能率の38センチウーファーをメインに据える「古き良き時代」のプロケーシステムは等身大の音像が結ばれるという長所もありますが、.高能率故に会場のざわめき等の音も聞こえ、ライブの臨場感が満載の音となる。現在の民生機では決して出せない音ですね。

実際、PAスピーカーでKARAの東京ドームコンサート録画を見たのですが、やはりPAスピーカーは映画とかライブにはマッチしてますね。

ただし、高能率スピーカー故に様々な付帯音も聴こえ、音響がピタリと決まった時には鳥肌もののリアルな生音が得られるというが、、、、(ホントかどうか怪しいですが、、笑)。

死んでしまったペリシテ人・フレディー・マーキュリーも目の前で歌っているような感じになるのだろうか!!!

これは霊界からの召還です!!!(爆)



ただPAスピーカーの家庭向け改造はなかなか骨の折れる内容。屋外...等の大空間で大音量を発した際に最良となるようにバランスチューニングが施されたスピーカである為、小音量で出さざるを得ない家庭内では高域・低域のバランスが非常に悪い。音が前に出てこない。

これはエンハンサー導入が1つの回答だと思っていますが、まだまだ現在も手探り状態です。逆に言えば、改造する楽しみがあるということですが、、、、(笑)

PA機材を購入しまい後悔(?)というか焦りを感じ出してしまった件はこれで良しとしよう。

さてさて、絨毯スピーカーやタイムドメインのYoshii9のような天井方向に向けて放射するスピーカーが何故、こうもリアリティのある音になるかの謎解きですが、普通のステレオのように左右の耳から入った2つの音源から脳内で立体感を形成するのとは全く違う形でステレオ(立体)感を提供していると考えられています。

耳に入る前に既にステレオ音響になっているという感じです。

交差法や平行法を使った3Dステレオグラム...等の3D立体画像は視覚位置が完全に一致しないと明確な立体像が得られませんが、今までのスピーカーに対面するステレオ装置の場合もこれと同じであり、明確な立体音響が得られるのはごくごく狭いスィートスポットと呼ばれる場所だけなのです。これを行うのがスピーカーのセッティングですね。

3d_stereogram_Snap0.png

しかし、絨毯スピーカー、Yoshi9...等の水平放射型のスピーカーの場合は違います。どちらかというと、以前、記事でも紹介したプルプル3D画像(下記はオイラが作製)と同じように脳内に入る前に既に立体化されている。正確にいうと、プルプル3D画像は目に入る前に既に2つの画像が交互に表示され立体化の合成が為されており、脳内での合成という一工程が省けるのです。これが片目だけでも立体像が得られる理由。

一般には左右の目の視差や右耳左耳の聴差で脳は立体感を形成していると云われますが、これが嘘八百なのは分かりますね(爆)。

もっと云えば、平面である眼の網膜に2次元的に投影された外界の様子が立体視できるのは、外界情報が単純な平面情報だけでないことが分かります。

音も映像も元々立体なのです。
※オコツト的に云えば、物体は回転している。その回転像を事物として眺めているとなる。

水平放射型のスピーカーの場合も同様に、天井に向けられた音声が交互に重なった状態になっていると思われる。だからどんな姿勢でも片耳を塞いでいてもスレレオ音声で聞こえるのでしょう。まぁ、元々外界にある音は立体音なので、水平放射型スピーカーの音はより自然に近い音響でもあるのです。

3Dプルプル画像
(片目で観ても立体になっているのが分かります)

プロケーが「音響の最終回答」で示した空中浮遊の怪しげなスピーカースタンドもスピーカーの軸線を視聴者からズラしており、水平放射型の特徴がちょっとだけ加味された状態になってます。部屋の角の3面をホーンに見立て、定常波の回り込みを解消するという触れ込みですが、それ以外にも立体化の効果が多少はあのでは?と睨んでいます。

空中浮遊
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