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奈良妄想紀行3

第3回目は、1日目の大神神社です。
一応、これで紀行文は最後です。

■大神神社
大神神社は「大神」とかいて不思議なことに「みわ」と読みますが、語り部の話では、これは豊橋の石巻神社近辺に住む三輪氏族の三輪高市麻呂が壬申の乱の活躍によって取り立てられ、それまでの大神神社の神官である太田多根子を廃して、大神神社の神官に据えたからだといいます。このことから大神を「みわ」と読むようになったと思われますが、大神神社社伝にあるように石巻神社が「奥の院」であるというのは、こういった経緯からなのですね。
※註 太田多根子は三輪氏の祖とされているが、実際は違うのですね。

この大神神社の最大の特徴は、三輪山を本殿とする為に境内には拝殿しか設けておらず、御神体の三輪山を拝む古代の参拝形式になっていることです。

しかし、ここに謎があるのです。

大神神社の拝殿の向きを見れば分かるように、拝殿は正しく山頂を向いていません。どちらかといえば、三輪山南斜面を拝しているのです。

大神神社01
(南斜面に拝殿が向いている)

これは面妖ですw

で、拝殿の向く方向をそのまま延長すると、なんと石巻山に到達するのです。大神神社で拝することは、実は、石巻山を拝していることになるのです(ニタリ)。つまり、ヤッズ★たちは遥々大和の地に行って我が町の石巻山を拝してきたことになります(汗)。このことからも、大神神社(大三輪神社)の社伝にあるように、石巻山が奥の院であることが分かりますね。

桜井豊橋01SS
(桜井市の大神神社と豊橋市の石巻山)

石巻山の麓には第一の鳥居がありますが、石巻山山頂と第一の鳥居を結ぶ線が正しく大神神社に向いていると云われています。しかし、これは見方を逆にしなければならないのです。大神神社から臨んで第一の鳥居を中継点として石巻山を拝しているというのが正解なのでしょう。

つまり、大神神社とは石巻山の遠拝所だったのです(爆)。

ただ、その遠拝所というのも、壬申の乱で戦績を挙げた三輪高市麻呂が天武天皇に取り立てられて、王丹波神社の神官に据えられて社名を大神神社(大三輪神社)と変更したところから始まると睨んでいます。しかし、実は三輪山の礼拝所としての歴史はもっと古くに遡ることが出来るのです。日本一古い神社というのは伊達じゃないw

それを暗喩しているのが拝殿奥にある鳥居でしょうか。

その鳥居は有名な大三輪の三ツ鳥居と呼ばれますが、この鳥居には何故か扉が付けられているのです。近くには同じく三輪山を拝む桧原神社がありますが、ここの三ツ鳥居にも格子が嵌められていて、まるで神様がここから出入り出来ないように幽閉しているといった感じがするのです。

大神神社
(大神神社の三ツ鳥居)
三ツ鳥居
(桧原神社の三ツ鳥居)

語り部によれば、この三ツ鳥居はこの山の山頂・中腹・麓でそれぞれ別個に三王朝が御嶽神事を行なっていた名残だといいます。本来の三輪山は「御室山」という呼ばれるように大国主族のカンナビ山でしたが、その主な管理は出雲族(大国主族)だったのではないでしょうか。その証拠に三輪山の裏側にある巻向山の尾根にあるダンノダイラには出雲族が住んでいたとういう伝承があり、さらに古い時代にはこの出雲族は三輪山の麓に王城を築いていたとのだいいます。しかし、天皇家の勢力によって山の上の方にまで追い払われてしまったのだという。その山に追い払われた一族が鎌倉時代に長谷寺から里に下りて移り住んだのが出雲村だという。

隠れ里の村人たちは山から降りた後は、現在の十二柱神社の地からダンノダイラにある磐座に向かって拝み、年に一度、出雲村総出でこのダンノダイラに登って一日中相撲をしたり食べたりして先祖を祀って偲ぶ風習があったといいます。今は無くなってしまったのですが、この風習は明治の初め頃まで続いたといいます。何かしら国家神道に不都合な点があり、明治期に何らかの圧力があったと思われます。

その出雲村の人が語った内容が以下です。

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★そして辻田さんが地元の出雲さんにお聞きしたという「大和出雲史」から
「私の名の出雲というのは、表に出てはいけない名字です。天皇家が陽とすると、私たち出雲は陰になります(雲が出てくると、太陽が隠れるから、太陽にとって、出雲は邪魔な存在。という事だと思われます)。出雲の名をもつ家は、10軒以上あり。私の家が、出雲家の本家にあたります。口伝えになりますが、奈良盆地の真ん中ぐらい、今の田原本町から東側が先祖の土地だったと聞いています。しかし攻めてこられ、土地を奪われ、城のような建物は焼かれ、生き残った一族は、山に逃げ込みました。わたしは、滅ぼされた王から58代目にあたると聞いています。鎌倉時代にダンノダイラから下りてきてからは、家系図があり 37代目か38代目で鎌倉時代までさかのぼれます。58代前は、7世紀の中頃ではないか?と村の人も行っています。ただ、私たちの王が日本の歴史の誰に当たるのかは、解らないそうです。焼かれた城の位置も村人によって違うので、はっきりしないそうです。(今の出雲より盆地寄りという事は共通しているようです) ダンノダイラから下りて来る時、長谷寺か何処かの、指図を受け、直接下りてこず、源氏に追われた人々という形をとったようです。その時何かの密約でもあったのか、出雲の名を背負い、口を閉ざしました。特に、大和朝廷側に攻められた事。ダンノダイラに住んでいた事は、村人以外に話すなという掟があったようです。特に明治、昭和初期は、厳しかったようです。ただ、昭和40年ごろ、調査に何度も来られるので、村人が協議して、古代出雲邑がダンノダイラに在った事は、教えたそうです。しかし天皇家に滅ばされた事は、決して話さなかったようです」※「もういいだろう」ということでお話ししたそうです。


■pentacross 古代☆ペンタクロス文化 pentagram
http://blogs.dion.ne.jp/pentacross/archives/9307631.html
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このダンノダイラに住む人たちが、かつての大神神社(王丹波神社)を管理していたのでしょう。大神神社の鳥居には横木である「鴨居」が無く、単に二本の柱に横たえた注連縄という構造になっています。この注連縄は三本の大縄で縒ったものですが、不思議な事に「頭が左側、尾が右側」になっているのです。普通一般の神社の場合は「頭は右側、尾は左側」であり、逆になっているのです。

鳥居
(大神神社の拝殿前の鳥居)

語り部によれば、出雲族は蛇信仰と星信仰をしていたといいますが、蛇信仰は蛇は脱皮することから不老不死の象徴とされたところから来るといいますが、大国主を象徴する蛇が逆に付けられているのです。これも何らかの封印術だと睨んでいます。

出雲族ゆえ、そこに祀られる神は当然、クナト神でしょう。

大神神社の神紋は16菊花紋ですが、これは天皇家の管理化に下った証拠であり、この封印を施したのが大和朝廷であることは間違いのないことです。

また、大神神社には狛犬がないことも特筆に上げられます。狛犬とは拝殿に近づく者を威嚇する番兵役だと云われていますが、伊勢神宮には狛犬はありません。その理由は祭神変更されて、境内社に移設させられてしまった旧祭神から本殿の神を護るのが狛犬の本来の役目であるからともいいます。大神神社に狛犬がないのは祭神変更を受けていないからでしょうか。

つまり、これら神社は三輪山の神を牢獄に入れて幽閉する封印ではないでしょうか!
同様の封印社が伊勢神宮の外宮・内宮ですが、これらは国家鎮守の社にまで昇華させられています。

宿泊したペンション「サンチェリー」のオーナー兼地元の史家・田中八郎氏の説では、、、

「オオタタネコ」はやがて王権派にとりこまれてしまった。「王権予備軍がミムロ派を神社から出れないように(活動できないように)、見張る役目に就いたのが隼人族だ。その名残が、狛犬だ。だから、「アマツ神を祀る神社には狛犬はいない」 隼人はもともと縄文先住民だったが、王権派が九州をでるときに従ってともに来たらしい。政の中心にはつかず、その職掌は警備だった。


大和誕生と神々―三輪山のむかしばなし大和誕生と神々―三輪山のむかしばなし
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天津神を祀る神社には狛犬が無い」といいますが、確かに伊勢神宮には狛犬がないですが、伊勢神宮は封印社というのがヤッズ★の見解ですのでここで齟齬が生じます。また、東京の明治神宮は天津神そのままですが、ここにも参道には狛犬がないのですが、内陣にはあるといいますので、この説には素直に頷くことが出来ません。

この恭順しなかった被征服民が土蜘蛛と呼ばれた人たちですが、土蜘蛛の中でも奈良県大和葛城山にいた土蜘蛛は特に知られていますね。語り部の話では、元来、葛城の地は大国主系の蘇我氏の領有地でしたが、崇峻天皇に召し上げられてしまい恨みが募っていたといいますが、この大神神社やダンノダイラのある山の辺の地も大国主族の深い恨みが募る場所なのです。

それを恐れるが故の封印術なのでしょう。

萌えた
(大神神社の手水盤説明図、、、ここにも萌え化の波がw)
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コメント

No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
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