ボルガールールの流れ

1月21日にオバマ政権が打ち出した金融規制案は、ウォール街では通称「ボルガー・ルール」と呼ばれますが、当のボルガー氏は1979年10月~1987年8月までの約8年間FRB議長を務めた人物で、今回のオバマvs.ウォール街の戦いに引っ張りだされた格好です。

■国際金融市場解体へ(藤原直哉のインターネット放送局シンクタンク)
http://www.naoyafujiwara.com/100202.mp3

今回の「ボルガールール」と呼ばれる金融の新規制が導入されると、、、、、

・ヘッジファンドとプライベート・エクィティへの投資禁止
・未公開株ファンドへの投資禁止
・自己勘定のディーリング禁止
・一次産品の売買禁止


信用創造やデリバティブで莫大に膨らんだマネーで石油や穀物を買い煽って高値にしてしまい、実需筋に多大な犠牲を強いられたことが記憶に新しいところですね。

これが実施されると、商業銀行はデリバティブ、CDS、、、等の高リスク市場でのビジネスが縮小し、投資銀行業務ができなくなり、更にドルキャリートレード等で短期的収益を稼げなくなります。必然的にメガバンクの規模は小さくなりますね。

この法案は「早ければ6カ月以内には成立」とコメントしていましたが、「ボルガー・ルール」によって、1933年に制定された「グラス・スティーガル法」以来のファイア・ウォールという壁がアメリカに作られるわけです。これは先々には経済規模を限定化させコントロールが効く範囲に経済システムを留める「ブロック経済化」にも繋がって行きそうですね。
※註 グラス・スティーガル法・・・銀行の証券引受業務や株式の売買を禁止等の銀行業務と証券業務の分離を定めた。しかし、1999年のGLB法(グラム=リーチ=ブライリー法)によって、この垣根は取り払われ、高リスク市場の規模が格段に拡大した。


(ロシア民謡『ステンカ・ラージン』)

この歌はロシアの盗賊の頭目「ステンカ・ラージン」を唄ったものですが、大きすぎて潰せないことをいいことに、最終的には国民の税金として徴収されることになる莫大な金額の公的資金を注入されたが、その資金で社員にボーナスを大盤振る舞いするという背任に近い国際金融市場のプレーヤーも実需経済の富を奪い取る、ある意味「盗賊」です。

でも、歌詞のように「ボルガー・ルールの流れは、果てなく続く、、、、」となれば、既に米下院金融委員長から「ゴールドマン・サックスは銀行免許返上の可能性」と銀行を牽制する発言も飛び出ているように、現代社会を牛耳ってきた国際金融資本の力を格段に弱めることとなりますが、さらにイエス・キリストが「金利を取ってはいけない!」と口を極めて罵った「金利」という人類からの簒奪システムとサヨナラした「新たな経済システム」へと進んでいくのでしょうか?

そうなれば、ロックフェラーも、ロスチャイルドも、全ての国際金融資本家たちは、最後には、、、、

すってんてん、空(から)人(じん)になる?(爆)。
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